スピリチュアルリーディングが出来なくても思い描いた人生を手にいれる方法

 

みなさん、こんにちは。ahlan 和sahlanのかしま慶子です。こういう仕事をしていると「霊視やスピリチュアルリーディングが出来る力があれば人生イージーモードでしょう」とよく言われます。

多くの方が「未来がわかったら嫌なことを避けることが出来るし、願望を簡単に叶えることが出来るだろうなぁ」と考えるようです。だからこそ、ハイヤーセルフリーディングやアカシックリーディングのスクールなどが人気なのでしょうけれど、自分自身について精度が高いリーディングが出来る人などまずいません。不可避なライフイベントは必ずありますし、自分にとって受け入れ難い辛い出来事も人生には必ず起こります。それによって人は大きく成長するのですけれど、嫌なことから逃げ回りたいのが人間というものです。認めたくない未来からは本能的に目を逸らしてしまうので精度が高いリーディングは難しいのです。中途半端にリーディング能力を身につけてしまい、視えたものを自分に都合が良いように解釈し、後先考えずに行動してしまって人生がめちゃくちゃになっている人も多いですよね。

扱いきれないスピリチュアルな能力を身につけなくても、思い描いた未来を確実に手にいれる方法がありますので今日はその方法をご紹介したいと思います。

 

1.願い事はひとつだけ

今あなたが叶えたいことはなんですか?たくさんあるかもしれませんが、最初はひとつのことを実現させるところから始めましょう。

まず思いつく限り願い事を紙に書き出してみてください。次に願い事の横に「この願いが叶ったら自分の人生がどう変わるのか」「どんな幸せが待っているのか」を具体的に想像して書き添えていってください。良い変化がたくさん思いつくものが今あなたが一番叶えたいと思っていることです。ただし、願い事が叶えば想像するようなことが本当に起こるのか?はよく考えてください。入口と出口を揃えることが重要なポイントです。ここがバラバラになっていると叶いません。なんのために叶えたいのか?を深掘りしていくと良いでしょう。

 

2.どうすれば叶うのか方法を考える

願い事が決まったら、実現させるための方法を考えましょう。漠然としたままでは叶いません。小説家になったつもりであなたを主人公とした「物語」を書いてみてください。「あなた」という主人公が夢を叶えるサクセスストーリーを書くのです。主人公(あなた)ならこういう時にこうするだろう、ということをしっかりと考えてください。こういう失敗をしやすいから成功させるためにはこういう気づきが必要だ、とか、苦手部分を補強するより強みを伸ばした方がこの物語にはマッチするから長所を伸ばすために必要なことをさせよう、などをとにかく具体的にしてください。

ただし、読者として物語を読んだ時「そんなアホな!」と思うような突拍子もないことは考えないでください。例えば「満月の日に紙に願い事を書いてアファメーションをしたら夢が叶った!」や「白馬に乗った王子様が突然現れて幸せな結婚をした」というようなありえない話はしないようにしてください。それはただの妄想です。

 

3.ストーリー通りに行動する

自分の人生の物語がある程度書けたら行動していきましょう。行動しなければ現実は動きません。行動は物語の内容にそうように心がけてください。筋が通るようにしてください。ズレを感じたら直ちに軌道修正をするようにしましょう。人間はすぐにあちこちに意識が飛びがちですが、決めたことを現実にするためには辛抱が必要です。叶えるためには叶うまで行動し続けるしかないのです。

 

4.結局どうしたらいいの?

ここまで読み進めて「???」という方も多いかもしれません。具体的な話をした方がわかりやすいので例をあげてみたいと思います。

「10キロ痩せたい」という願望を持っていたとします。

①10キロ痩せることで起こる良い変化について考えてみましょう。

・今より選べる服の種類が増える

・健康になる

・可愛くなれる

などなど思いつくかもしれません。

(根底にある本当の願望は「10キロ痩せたい」ではなく「自信を持ちたい」かもしれませんが今回はそこについては触れません。

②では、10キロ痩せるために具体的にどのようなことが出来るでしょうか?

・運動をして筋肉をつけ基礎代謝をあげる

・カロリー計算をして摂取カロリーを減らす

・ストレスを溜めないように気をつけてドカ食いをしないようにする

などがすぐに思いつくもしれません。

けれど、「あなた」の物語(人生)では、主人公は多忙で運動をする暇もなく、仕事の付き合いで会食が多く、プライベートでも仕事でもストレスフルな状態が続いているかもしれません。このような状況で物語の結末である「10キロ痩せる」をどう実現させたら良いのでしょうか。

③物語にあった生き方をする

本気で願望を叶えたいのであれば「出来ない言い訳を探さない」ことが大切です。出来るようになるためにはどうしたら良いか?を考えるのがストーリーテラーの仕事です。

運動をすべきならば、わざわざ時間を作らなくても出来る「ながら運動」やなるべく階段を利用することも出来ますし、会食が多いのであれば一食をプロテインに置き換えてカロリーセーブをしてみたり(まったくタンパク質を摂らないと筋肉が痩せるので食事抜きは代謝が悪くなる)、ストレスフルな状況を打破するためにひとり時間を持つなど、主人公の行動が決めた結末へ繋がっていくように工夫をするのです。

「痩せたい」と言いながら「運動するのだるい~」とゴロゴロしたり、「ストレス解消には美味しいものが一番!」とバカバカ食べてしまうのであれば話の辻褄があいません。

④手っ取り早さに価値はない

人間努力や苦労はしたくないものです。簡単に成果を得たいと思ってしまうものですが、それではあまり意味がありません。

もし仮に脂肪吸引をして10キロ痩せたとしたら、楽をして「10キロ痩せる」という物語の結末を達成出来るかもしれません。しかし、その物語の続きを考えてみてください。

昔々あるところに10キロ痩せたい女がいました。その女は脂肪吸引をして10キロ痩せました。けれど女は以前とまったく変わらな生活をしていたため、1年後には15キロ太りましたとさ。とっぴんぱらりのぷう。

となってしまうのではないでしょうか?

もちろん結果は大事ですが、過程も大切なのです。「転生したらチートだった物語」が流行しましたように、多くの方がノー努力で成功したい願望を持っているようです。けれど、苦労なく手に入れたものは簡単に失われてしまうことを忘れてはいけません。古典的な少年マンガのように、軟弱だった主人公が様々な苦難を乗り越えて強くなっていく物語の方が胸アツですし、そんな人生の方が面白いと思いませんか?もし結末が想像していたものではなかったとしても、積み重ねることで得た力は一生消えることはありません。

 

5.まとめ

思い描いた未来を実現するために最も大切なことは「話の辻褄をあわせる」ことです。

こうする!と決めたのであればとことんやるしかありません。きちんと辻褄があう行動をしていけば自然と周囲からの協力を得ることが出来ます。逆に辻褄があわないことばかりをしていると「あの人はいつも口先だけだから」と信頼を失い、人が離れていくことになってしまいます。良い運気というものは人が運んできてくれるものですから、他の人から応援されるような人間であるようにしましょう。

わたしたちは決められた運命を操り人形のように生かされているのではありません。自分で描いた人生を創造していくことが出来るのです。未来を予知して嫌なことを避けて通ることに必死になる人生よりも、未来を描いて叶えていくことに一所懸命な人生の方がずっと幸せだと思いませんか?

自分の本当の願望に気づきたい、自分にマッチした夢を叶える方法を知りたい、人生の物語の辻褄があうように注意すべきポイントを押さえておきたい、という方は是非ご相談ください。

今日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

次回は「オバケにも言い分はある」についてお話ししたいと思います。

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